- Kate
アラビカ豆のシベットコーヒー(Civet Coffee)が格安で飲めるカフェ「アバセリア」

こんにちは。フィリピン大学セブ校OGのケイトです。
値段の高さから、飲むのに勇気のいる!?シベットコーヒー(Civet Coffee)。
セブ島では、フィリピン産のシベットコーヒーが安く飲めるカフェがあります。
アラビカ豆のシベットコーヒーが1杯250ペソ(約550円)で提供されている穴場カフェ、「Abaseria Deli & Café」をご紹介します!
1.シベットコーヒって?
シベット(Civet)とは、英語でジャコウネコのことで、ジャコウネコが食べたコーヒー豆が未消化のまま糞として出てきたものを洗浄乾燥させて、焙煎加工したものがシベットコーヒ(Civet Coffee)と呼ばれています。
さて、セブ島ではシベットコーヒーが飲めるカフェが数店舗あります。
前回ご紹介していた「Barako Haus(バラコハウス)」では、リベリカ種のバラコ豆のシベットコーヒーが、色んな淹れ方(アメリカーノや、エスプレッソやラテ等)でお楽しみいただけます。
値段は淹れ方によって違いますが、240ペソ(約530円)~260ペソ(約570円)の価格帯です。
良かったら、こちらの記事も併せて読んでみてください↓↓
「幻のシベットコーヒ(Civet Coffee)が格安で試せる「Barako Haus(バラコハウス)」」
対して「アバセリア」では、アラビカ豆のシベットコーヒーをアメリカーノで飲むことができます。
価格は1杯250ペソ(約550円)と、バラコハウスといい勝負で、コーヒー好きのご夫婦と一緒に、味くらべをしてみました!
気になる味と感想また後ほど(笑)
2. アバセリアの場所

アバセリアは、パン屋「コーナーベーカリー」から歩いて5分の近場にあります。
パン屋さんで軽食を食べたあと、コーヒタイムにはしごするのもいいですね!

熱帯植物の緑の壁が目印の、隠れ家カフェです。
3. アバセリアの店内

店内は、フィリピンの民芸品のコレクションがずら~り並んでいて、一見の価値があります。

元々アバセリアは、1997年に民芸品店としてオープンしたお店だったんですが、お客さん達が買い物中に、軽食があったらいいのに、というリクエストに応え、レストランと民芸店が一緒になった今のお店が完成したそうです。
お昼の時間帯には、空きテーブルがないくらい、お客さんでいっぱいです!
民芸品だけでなく、お菓子や美容品などのお土産も販売されているので、フィリピン大学セブ校の下見の短期滞在等でお土産を買いに行く時間が限られている方は、ここでシベットコーヒーもお土産の調達も両方済ますことできますよ~!


余談ですが、私のお目当ては、玉子!ここの玉子はスーパーの玉子よりも断然、新鮮で美味しいんです(笑)セブ島在住の日本人の口コミで知って以来、玉子はここで買っています。
4. アバセリアのメニュー
アバセリアではフィリピン料理が提供されています。


料理名だけではどんな料理か想像しにくいかもしれないので、フレンドリーな店員さんにどんな料理か聞きながら、食べたいものを選びましょう。
お目当てのコーヒーですが、
シベットコーヒー
ネイティブコーヒー
ドリアンコーヒー
と、フィリピンならではのコーヒーが!
ドリアンコーヒーは、普通のコーヒーにドリアンジャムを溶かして入れたもので、生ドリアンほど強烈なにおいがないので、勇気のある方は試してみてください(笑)
5. アバセリアのシベットコーヒー

お店の人にお願いして豆を見せてもらいました。
バラコハウスでは、注文が入ってから豆を挽くのですが、アバセリアでは、グラインド(粉砕)した粉状のもので、独特の香りがします。

待つこと数分でシベットコーヒーが出されました。

砂糖とミルクも一緒に出されましたが、シベットコーヒーの風味をそのまま楽しみたかったので、ブラックでいただきました。
(ミルク入れが可愛かったので思わず写真を撮りました)
なぜかフィリピンでは、コーヒーがコーヒーソーサではなく、マグカップで出されるんですよね、、量がその分多いのでお得!?(笑)
普通のアラビカ豆のコーヒーと、シベットコーヒーを飲み比べると、その違いは歴然!
シベットコーヒーの方が断然、おいしいです!

シベットコーヒーは、ジャコウネコの腸内発酵によって、カフェイン含有量が、通常のコーヒーに比べて、およそ半分に減っているそうで、まろやかな飲み口が印象的です。
(ちなみに夜、カフェに行って、1.5杯コーヒーを飲んだんですが、夜ぐっすり眠れました。)
6.アバセリアとバラコハウスを比べると、、

さて、コーヒー好きの4人で、アバセリアとバラコハウスのシベットコーヒーの飲み比べをしたんですが、気になる結果はこちら↓↓
1位:バラコハウスのバラコ豆シベットコーヒーのエスプレッソ
味が凝縮されていて、量は少なくても印象に残り、香りもしっかり楽しめます。
2位:アバセリアのアラビカ豆のシベットコーヒー(アメリカーノ)
アメリカーノだと、バラコ豆よりもアラビカ豆の方が豆自体の味と香りがいいのか、アバセリアの方がおいしく感じました。
3位:バラコハウスのバラコ豆シベットコーヒー(アメリカーノ)
人それぞれ好みがあると思うので、せっかくならコーヒー好きの生徒さんを見つけて一緒に行くと、評論会もできて楽しいと思います!
まとめ
シベットコーヒー第2弾、アバセリアでの試飲会。
フィリピンでは破格の値段で飲むことができるので、セブ島留学中にトライしてみてはいかがでしょうか?
Abaseria Deli & Cafe (アバセリア)
【住所】#32, President Quirino St., Villa Aurora Subdv., Kasambagan, Cebu City
【営業時間】9:00-21:00
【電話番号】 (032)234-4160
関連記事