- Kate
【そうだ 登山、行こう。】旅行計画で幸福度アップ!

こんにちは。フィリピン大学セブ校OGのケイトです。
セブ島で巣ごもり生活を送る友人から面白いメッセージが届きました!
旅行計画を立てるだけで幸福度が上がる?
なんと旅行に行かなくても、行こうと計画を立てるだけで、幸福度がアップするらしいのです。あるQOL(quality of life)の応用研究によると、人は旅行の計画を立てているときに最高潮の幸福感を得ます。それは、実際に旅行をしているときよりもです。
大変興味深いですね!!旅先の楽しい光景を思い浮かべて外出できないストレスを吹っ飛ばすいいアイデアをもらいました!
さて、フィリピンの有料番組ではディスカバリーチャンネルの英語放送が視聴できます。
①英語リスニング強化、②旅をイメージして幸福度アップ!を兼ねて、時々視聴しています。
6/2にフィリピンの最高峰アポ山の登山が放映されていたので、感想を交えてご紹介します。
まずはディスカバリーチャンネルについて↓↓
1. ディスカバリーチャンネル

ディスカバリーチャンネルは、サバイバル、アドベンチャー、サイエンス、ネイチャー、15ほどのカテゴリーで構成されています。
フィリピンではスカイケーブルのCH39番で見ることができます。(日本語版はアプリやウェブからも見れます。)
ディスカバリーチャンネルの撮影は世界中が舞台なのですが、先月末からフィリピンのメディアが周知に力を入れていたのが2020年6月2日放映の「Expedition Asia」。
カナダ人探検家のRyan Pyle氏が届ける10エピソードの初回がフィリピンのアポ山登山!
アポ山はフィリピン南部ミンダナオ島にあり、フィリピン最高峰の山です。
番組では3,142m | 10,311 ftと紹介されていたのですが、ネット情報では標高:2,954mと書いてあるので、海抜か標高かの違いだと思います。
ちなみに富士山は標高3776.12 mなので、高さでは負けてしまいますが、登山の難易度は番組で見る限り、アポ山の方が圧倒的に高いと思います!
2.フィリピンメディアの宣伝
フィリピンが誇るアポ山の雄大な自然が世界に向けて発信されるというニュースは、フィリピンのメディアも目ざとくキャッチして、国内での番組告知に一役買っていました。
大手メディアABS-CBN社のネットニュース配信で、次の触れ込みで番組の宣伝がしてありました。

-- Canadian adventurer Ryan Pyle hopes that his new travel show will help fuel people's wanderlust amid imposed due to the COVID-19 pandemic.ー"Mt. Apo, other Asian spots featured in new Discovery Channel travel show"-ABS-CBN News Posted at May 29 2020 04:46 PM
【意訳】カナダ人探検家のRyan Pyle氏は、番組がコロナウイルスのパンデミック下の人々の旅行意欲の刺激になれば、と願っています。
「刺激」と意訳しましたが、fuel(動詞)には〔感情を〕あおる、刺激するや、燃料を入れる、注ぐという意味もあります。
隔離措置で外出ができずに気持ちが沈みそうな時に力を出す燃料注入というイメージですね!
こちらの記事も表現を変えた紹介を掲載しています。

Travelling may become more difficult in a post-pandemic world but Ryan Pyle, host of “Expedition Asia,” a ten-episode travel series which premieres this June 2 on Discovery Channel on SKY, hopes that shows like his could fill in the void and offer ideas that may be suited even in a new normal.ーDiscovery show "Expedition Asia with Ryan Pyle" explores post-pandemic travel ideas-ABS-CBN News Posted at May 27, 2020 AT 12:25 PM
【下線部意訳】Ryan Pyle氏はこのようなトラベル番組が、(視聴者の)空虚感を埋められるよう、また、ニューノーマル移行後も生かせる旅のアイデアを提供できるよう、願っています。
他社番組を大きく宣伝するのは、フィリピン人の視聴者や購読者にとってメリットが大きいという判断でしょうか。
コロナウイルスの影響で経済活動が冷え込む中、収束に向かえば国内の観光業を盛り立てていきたいという意図があるかもしれませんね(笑)
2. ジャングルを抜け、アポ山登頂

丁度時間があったので、番組を初めから最後まで見ることができました!
友人からアポ山登山に誘われたこともあったので、「気軽に登れる山」という先入観があったのですが、「百聞は一見に如かず」!番組を見終わって印象がガラリと変わりました!
ダバオ市の街なかの様子
ダバオはフィリピンの中でも治安が良いことで知られています。
地質学の専門家(!?)によるアポ山の説明。後で登場する登山ガイドさんもそうですが、通訳や字幕サポートなしでネイティブに十分伝わる英語力で、さすがだな!と思いました。
耳慣れしている分、カナダ英語よりもフィリピン英語の方が聴き取りやすかったです(笑)

Ryan Pyle氏、フィリピンの公共の乗り物、ジープニーに乗っています。(渋滞がひどい、、と言ってました。)

ダバオといえば、国鳥フィリピンイーグルの生息地。保養区でのレポートもありました。堂々とした風格があります。(結構大きい!?)
その後一行は郊外へ移動し、先住民族の村で腹ごしらえ。海抜ゼロからのアポ山登山のスタートです!

4合目までは車でらくらく行ける富士山と違い、アポ山は0合から徒歩、しかも途中で宿泊所はなく、テント泊でかなりハードです。
※到着まで3泊4日掛かっていました。往復だと、6泊!?
ジャングルを抜け、硫黄の煙が上がる岩場を超え、ひたすら頂上を目指します。
途中で野生のベリーを摘んでジャムを作ります。栄養補給に貴重な食糧だそうです。

クレーター跡の湖。1年の中でも限られた期間しか現れないそう。ここまでくると山頂が近く感じられますね。
そして遂に!!
山頂はいくつも見晴らしの良いスポットがあります。

その中でもここが3,144mの山頂!
過酷な登山を制した喜びが画像から伝わってきます!

最後は感動の締めくくりでした!
いつかアポ山登山に誘われたら行ってみようかな!!
実現するかどうかは別として、番組を見ながら旅のイメージトレーニングがしっかりでき楽しい時間でした。
まとめ
旅行計画を立てるだけで幸福度はアップすると思うので、ぜひ皆さんもトライしてみてください(笑)
セブ島は観光地として有名で、海も山もアウトドアが楽しめます。フィリピン大学セブ校への交換留学前にリサーチしてみると、セブ島での生活への期待度もアップすると思いますよ!
引き続き、コロナに負けず、頑張りましょう!
フィリピンの国鳥、フィリピンイーグルが登場したついでに、次回はフィリピン大学の校章の鷲にまつわるトリビアをお届けしたいと思います!